LOGIN強襲揚陸艦 ガンビア・ベイ 格納庫内にて
「アストナージさんよ。これはどうかな」
「どうかなって言われてもよ。こいつは相当なものだぞ。関節、油圧系はオーバーホール確定で、電装系、ジェネレーター回りもこれ全交換したほうが良いレベルだ。おまけにフレームもガタが着てる。これはもう無理だぞ。俺としては補給で来た新古品のザク3に乗り換えたほうがいいな。幸い完成機が4機と予備パーツが12機分あるので稼働では問題ないがな」
「そうか。気に入っていたけれどこれはもうお陀仏ということになるのね」
「そうだな。まあ、パーツ取りとして放置になるだろうな」
私が整備班長のアストナージと会話をしてるとケイから隊長が呼んでるという話を聞いて後のことは整備班に頼んで私はピストに向かう。
「隊長入ります」
「おお。入れ。実はな。お前は転属いや。違うな。新規のMS小隊を編成することになったそこでお前が隊長として活動してもらうことになった。何か質問は」
「そうですか。ではいくつか質問ですが。その小隊のメンバーはだれですかそしてその機材は。私の機体はもう酷使がひどくもう使い物になりませんぜ」
と質問すると中隊長は言う。
「問題ない。欧州のブッソコンツェルンが次期主力MSのコンペに参加するらしくてな。その実験試作機をこの部隊に配備する予定だそうだ。で、パイロットだがこいつらだ。お前ら紹介しろ」
「マリーオーウェル曹長ですわ」
「アンジードライシン軍曹であります」
「オシーフィリップ軍曹だ」
「瑞雲嵐上等兵であります。この部隊唯一のMSパイロットです。失礼ですが貴方方は実戦経験はどのくらいで」
と私が質問すると隊長格のマリーが言う「生憎とありませんわね。わたくしたちは」
「そうですか。ではあなた方の機材というのを見せてもらいましょうかね」
「ええ。ハンガーにすでに搬入されてますわ」
「そう。遅れたけれどようこそ強襲揚陸艦”ガンビアベイ”へ。まあ、ここはいわば掃きだめ、脛に傷持ちの連中があつまる荒くれものの集団さ。あと、ここでは戦果を挙げた奴が良い待遇を得られる。階級は関係なしの場所だ。まあ、ここでいい暮らしをしたければ生き延びて戦果をあげることだね」
そして私はハンガーに案内するとそこには貴族的趣味丸出しのMSが3機ならんでいた。どうやら高さは今までのMSよりも小型化されているようね。
で、私は質問する。
「これがあなた方が乗る予定のMSですか」
「そうですわ。ブッソコンツェルンが総力を挙げて建造したベルガギロスとエビルSですわ。どちらも小型軽量化により同出力のエンジンならば小型のほうが機動力が増すという発想のもとに開発されたMSですわ。エンジンの方も新型の小型高出力ジェネレーターが搭載されておりますわ。ですが問題はベルガギロスは機動力が強すぎてかなりのじゃじゃ馬というところですわね」
それを聞いて私は言う。
「そう。それじゃああたしにこれを試させてもらっていいかしら」
その問いにアンジーが抗議する。
「な。貴様兵隊の癖に指揮官機を乗るだと」
とアンジーの抗議にオシーが言う。
「やれやれ。だから幼年組はこれだからなぁ。少なくても今のマリー様ではベルガギロスの性能に振り回されている。それを知らないアンジー。君ではなかろう。ならば伝説のエース様に乗ってもらってそれで無様に気絶するならそれでだろうよ」
「むう。君もなかなか策士だな」
そんな取り巻きの言葉を横目で聞きながら私は言う。
「なるほど。でも、今の状況ではまともに戦えず貴重な試作機は異星でスクラップになるのがオチだよ。
そして君たちはそのコックピットで挽肉よりもひどい状況となる未来が見えそうだね。とりあえず一度乗ってみないとね」
その言葉にマリーは言う。
「確かにそうね。では見させてもらいますかエース様のお手並みを」
「了解した」
そして私はすぐさまパイロットスーツとしてウォードレスを装備しそしてマリーの機体のコックピットに乗り込むそして操縦席を一通り確認。どうやらコックピットの艤装関連は国際規格で作られていたようで今まで乗っていた機体と大して変わらないことを確認。
そしてシステムチェックと通常のMSの始動手順をよどみなくこなしジェネレーターを始動させ整備班に機体の固定具を外すように指示そして発艦用カタパルトに機体を載せてそして発艦。
そして船外に出た私は機体の適性をつかむべく各種の機動操作を行うと操縦性はとても反応が早く思っていたほど操縦性は素直に感じられたね。今までの機材に比べてとても反応がとてもよかったので私は全力テストを開始する。するとものすごいGに晒されたけれどそれでも操作できないほどではなかったわね。そして着艦し機体から降りた私は言う。
「これはすごい機体だな。反応速度もとてもよくフレーム剛性もとても高いこれはいい機材だよ。ただ、乗り手を選ぶね。少なくても私は気に入ったよ。問題はこれを運用するとしたらスペアパーツなどのルートの確保だよなぁ」
と私が言うと佐藤中隊長が言う。
「それなら問題ない。その辺はわしが何とかするさ。確かカロッゾ・ロナ大佐だったな」
「そうです。彼がこの機材の指揮をとってました」と、マリーが言う。
「やっぱりな。奴は貴族的な思想をもっていたからな。まあ、貴族的な発想だがそれに付随する義務を果たす奴だったのでな。意外と馬が合ったのだ。まあ、その辺はどうにでもなる」
といって隊長は専用回線でいろいろとやっていたようね。
「まあ、このままではコンペに落ちるぜ。結果的に戦果と実績を上げれば審査に残るはずだそれが一般兵用なのかエース専用や偵察運用になるかどうかわからんが量産になれば君の所もメンツが立つはずだだから運用するのにその機材の整備部品をこちらによこせ。なに?パイロットがどんな奴だってか。”豪華絢爛たる死の舞踏の舞手”では役不足なのか。判ればいいのだ多分お前がよこしたパイロットではその機材の性能を生かせずだぜ。まあ、いい約束は守れよ」
という感じで会話が終わったわね。で、マリー曹長は言う。
「どうやら私はあなたにこの機材を引き渡すことに異議はありませんわ。ですが私は機体なしになりますわねぇ」
その問いに私は言う。
「補給でノーマルのザク3が入ってきたからそれに乗ればいい。ついでに以前私が使っていた武装だけど良かったら使うといい」
「どのような武装ですの」
「ん。コンペで落ちた試作のメガバズーカランチャーとビームマシンガンを使って大型バグを殺しまくった。メガバズーカランチャーで敵のコロニーの壁をぶち抜いたりする装弾は5発撃ち切ったら再チャージに10分は動けなく代物だから。
まあ、奇襲や大物を狙ってその後は腰に戻してその後はビームマシンガンで敵と打ち合え。あとはビームサーベルでル級などの首を切り落とすのもありだな。まあ、工兵の技だけど作業用スコップも使いようによっては武器になるぜ特にコロニー内部ではな」
「そうですか。私はあなたに従いますわよ~」
とマリーが言うと他の二人が納得いかないようであった。
「隊長。あたしたちは納得がいかないぜ」
「同じくです。我々も訓練を積んだ人材ですよ」
その様子を見て私は呆れて言う。
「君たちは何処で訓練したのだ」
「地球の訓練機で訓練した。あとタイタンでも訓練したが」
「そうか~。要するに実戦処女ってやつか。まあ、良い。それじゃああたしがこのノーマルのザク3で戦うからあんたらはそのエビルSで戦うといい」
「判りましたわ」
まあ、そして模擬戦闘が行われたわけだが結果は私が勝ったわね。
で、私は言う。
「地球ではバグはのろまで愚かという風になっているが、実際のバグはとても狡猾で知恵が回る連中だ。なめてかかれば一日であんたらはミンチになるということを教えたかった」
そして二人は素直に負けを認めたようだ。そしてあたしを姉御扱いするようになったわね。
そして私は彼女たちから機体の武装についていろいろと説明を受けたわね。
「このウェズバーというやつはどのような代物なのだ」
「これですか。これはビームの速度を可変して貫通力を上げたり破壊力を増したりする攻撃用兵器ですわ。まあ、この新型ニュートリノドライブエンジンの御蔭で実用化できた代物です。あ、エンジンをふかしたときに後方の光がでますがその間を通れば電子機器はすべて御釈迦になる電磁パルスが発生しており光に触れればビームサーベルと同じ威力があると思ってくださいませ」
「判った。あとはビームシールドとショットランサーか後はビームライフルとサーベルという装備だな。このビームシールドとは」
「これですかこれはビーム粒子をシールド状に展開することで敵のビームや実体弾を防げますわ」
「そうかこれが実用化されるといいな」というとマリーは言う。
「実はベルガギロスはワンオフともいえる機体ですわね。もし量産されるとなればディチューンされるとおもいますわね。それでもエース専用か特殊部隊などの少数運用ですわね。あとこのエビルSですがいわば強行偵察から通常戦闘をこなす万能機ともいえますわ武装はライフル、サーベル、パイルバンカー、グレネード、ビームシールドですわ」
「そう。それじゃあマリー様はどれに乗ります」
「そうね。じゃああたしはこのザク3に乗りますわ。後方から支援砲撃ないしは掩護に徹することにしますわね」
「そうか。じゃあオシーさん。は私についてきてくれるかな」
「む。判った。あそこまでコテンコテンに伸されたらな従おう」
という感じで私が新たなMS隊の隊長になったわね。
そしてその後補給担当のマッコイ爺さんと面通ししたり風呂がないことに驚いたりしていたようね。
まあ、この船オンボロなうえに節水で風呂どころかシャワーすら制限されている状況だしね。ATやMSの冷却、洗浄のオコボレで体洗うと聞いておどろいていたりだな。
で、マッコイ爺さんに頼めば銭さえあれば石鹸だろうが香油だろうがMSの武装、機体も調達可能と聞いた時の驚きはすごかったことをここに記す。
これが後に連合内で有名になるマリオネット隊の始まりである。
「いらっしゃいませ。ってラン。あんたいつ地球に戻って来たの」「外宇宙の拠点構築任務でケガして軍務続行不可能となってね。それで負傷除隊ということになったよ。まあ、懲罰部隊といえども負傷除隊はその限りではないしね。沙織も元気そうでなによりだよ」「そうね。ってランあんた結婚したんだ」沙織があたしの左手の薬指にはめられている指輪を見て訪ねてくる。「そうだよ。相手は帝国の将校さんとね」「そっか。ランあんたも幸せを掴めてよかったよ。今日はご飯をたべに来たの」「それもあるけれど旦那においしい店を教えておこうと思ってね。で、いきなりだけど今夜予約とれるかしら」「それはまあ、大丈夫よ」「ありがとね」という感じでお昼のピークタイムが終わって一息ついていた時に、以前店に来たランから今夜店に来るから予約したいとのことだったわね。で、その日の夜。予約時間5分前に彼女は旦那を連れて店に来たわね。まあ、ディナータイムに来てコース料理を食べてくれたわ。で、店がバータイムに入ってひと段落下ころ私はランの元に向かったわ。「如何でしたか本日のお料理は」「うむ。とても美味であった。シンプルな料理だがそれ故にとても美味であった。ところで女将でいいのかな。私はフリッツフォンマインシュタインである。となりは妻のランであるがフロイライン。君の名前をぜひ」「あ、私ですか私はタケベサオリと言います。ランとは戦友でした。ランとは違う部隊でしたが何度かランと同じ戦場に立っていましたので」「そうか。君はどの兵科にいたのかね」「空間機動歩兵をしてました。まあ、私も何度か実戦は経験しましたが、隊長が気を利かせてくれたのか上等兵になってからは木星の補給ステーション警備任務がメインでしたので」「そうか。フロイラインタケベ。君の料理は実に美味だった。ディナータイムには間に合わぬかもしれんがバータイムに私たちは来よう。お酒も料理も実に絶品だったでは失礼する」彼はそうして店を去ったわ。で、この後がとても大変だった。本当にあの人はガチで帝国の将校さんだったらしく、同期や部下を連れてきてくれたわ。私の方も金髪イケメンの将軍様に求婚されて結婚することになったわね。まあ、お店の方はケイにのれん分けということになるわね。
シリウス星系 ワープゲート建設予定地「おーい。コネクターの接合はどうなってる」「すべて正常につながってるぞ」「そうかフレームの方はどうだ」「問題ない」「フレームを動かすぞ注意しろ」私の名前はミズモ・ラン海洋連合所属の准尉だね。今はシリウス星系外縁で対バグ戦闘に備えての橋頭保確保のために、輸送艦隊を迅速に運ぶためのワープゲートの建設が行われている。そこで私はその護衛としてモビルスーツに乗って工兵隊の護衛をしているのである。帝国軍、海洋連合軍人がお互いに協力して作業をしてるという光景は地球圏では見ることはないがここでは常な光景であったりする。個人的にはモビルスーツも作業に従事させればとも思うけれどサイズ的にでかすぎてということでAT隊の皆さんが工兵として作業を行っているのである。それからしばらくして交代が来たので私は母艦であるガンビアベイに戻り格納庫の所定の位置にモビルスーツを固定させる。「お疲れ様です。どうでした」整備兵の質問に私は答える。「ん。今のところ敵の襲来もなく確実に建設は進んでるわね。作業進捗予定通りという感じかな」「そうですか機材の方はどうです」「特に問題は無いね。一応チェックリストをまとめておいたのであとはよろしくお願いね」「わかりました」そんな感じで私はモビルスーツコックピットのハッチを開けて機体から降りる。そしていつも通り今回の出撃の報告書をまとめて指揮所に提出し本日の業務が完了となり、いつもの通りに腹を満たすべく食堂へむかうと帝国軍の士官様が配膳口に並んでいたのである。「あら、帝国軍士官が珍しいですね。ここは兵員食堂ですがって。オスカー大佐なぜここに」「簡単だ。兵隊の食するものも我ら士官が食う献立どのような違いがあるのか否かを知りたかっただけだ」彼の問いに私は答える。「そうですか。少なくても連合では兵隊も士官も食べている献立は変わりませんよ。まあ、配給される器が違いますが、普段の航行中や戦闘時の配給食は兵隊も士官も変わらないですね。それに士官と兵隊で献立が違っていたら、兵站というか主計課の皆さんも余計な手間でしょうに」「そうか。その辺は合理的ともいえるな。だが、この船の食事はとても美味である」「そうですか。それ料理長の鳳鳴さんが聞いたら喜ぶよ。彼女元豪華客船でチーフコックをしてたそうだけど今ではこの
私の名前はミズモ・ラン海洋連合軍准尉であり、総撃墜数500以上のエースだったりする。まあ、元は戦闘工兵として数多くの激戦を生き延びた歴戦の戦士ともいえるね。まあ、ある意味火消し部隊で生き延びた故の撃墜数ともいえるけれどそれはともかく。私達ガンビアベイ隊はとうとうオールトの雲に橋頭保を確保することに成功し海洋連合と帝国サイドと共同作戦というか宇宙に関してはお互いに政治的なことはあるにしろ、バグという共通の敵がいるので、共に手を取ってことに当たらねば埒が明かないということで同盟というか共同戦線という形になったのである。そして私が所属している母艦ガンビアベイがその戦いの最前線を任されることになったのである。まあ、わが方は戦闘部隊はともかく艦船特に艦長クラスの佐官、士官不足であったが、帝国サイドから多数の士官が私たちの所にやってきたのである。どうやら帝国の方は艦船不足だったようだ。その為、帝国でも有名な提督がガンビアベイに乗り込むということでいろいろとすり合わせが大変だったけれどまあ、私自身は現場の1兵士としての立ち位置であったりするのでその大変さを傍目で見ながら現場の格納庫で機材の整備や調整をしていたりしてたのである。で、ガンビアベイが旗艦となって帝国艦隊と海洋連合の合同艦隊というがまあ、双方ともに掃きだめというか兵士としては超一流だけど性格、素行不良な連中ばかりが集まった部隊になったね。参謀と司令官としてマインシュタイン大佐とオスカー大佐の指揮でやることになったね。あ、そうそうシーマ中佐は例によって第三戦傷で後送されてしまったよ。あの様子では時間の問題だったね。そんなこんなでいよいよ外宇宙へいくことになるのであるが、休憩所で一休みしてるとマインシュタイン大佐が私に話しかけてきた。「いよいよ。人類は太陽系から離れることになる作戦上はシリウス星系に拠点を設けるというがどうかね」という質問に私は答える。「そうですね。一つだけ言えるのは船がやられれば我々は救援もなく野垂れ死にということになるということですね。一度敵の襲撃を受けて本船も航行不能状態にされたこともありましたからね。まあ、その時はまだ太陽系内だったので味方の艦隊と合流できてどうにかなったけれど今回は補給艦や自走ドック艦が後方にいるとはいえ、そのサービス艦隊がやられたら我々の進撃は不可能ということ
私の名前はミズモ・ラン。今私はオールトの雲で太陽系を離脱するための橋頭保確保のために敵バグの掃討作戦を従事してる。どうやら地球サイドでは帝国と連合との共同戦線というか一致団結して敵バグと戦うという事になったそうだ。まあ、逆を言えば主義主張でのいざこざをやってる場合じゃあないという事になるわけだな。まあ、そんな政治的なことがあったとしても私たちの周りではほとんど変わりはなかったね。で、数週間後。我々はオールトの雲に橋頭保の成立に成功した私達は軍上層部から補給を受けて新たなフィールドに転戦することにあったね。いよいよ太陽系を越えて外宇宙という場所に進出するそうだ。そしてワープゲートを作るために私達エクセリオン大隊は威力偵察とワープゲート建設のための工兵隊の護衛という任務が与えられたね。当然私たちMS隊は威力偵察を担当になるわな。そしていつもの兵員食堂にて。「美鈴の作る飯はとても美味しい。以前の部隊では考えられんよ。まあ、この船の施設もすごいのだろうけれどね。合成食料とはいえここまで美味しく作れるのはすごいよ。美鈴。あんた兵隊稼業やめても料理人で食っていけれるほどの腕前だぜ。この料理の数々だけでもすごいよ」と私は晩飯の料理にぱくついていると高槻たちも同じことを言っていた。「ほんとそうだぜ。以前いた船の飯と比べたら本当に比べ物にならんぜ」とまあ、そんな感じでAT隊とMS隊の皆が仲良く船の厨房で作られた料理を食べているころ・・・帝国軍グリーゼ230ワープステーション「シュタイン大佐。スマン。貴殿を脱出させたかったが最早脱出させる船はすべてやられてしまった」「そうですか。ですが、貴方の責任ではありませんので、ところでオフレッサー大将殿援軍の方は如何でしょうか」「うむ。全軍に援軍要請はしているとはいえこの最前線で包囲されている状況だ援軍は厳しいことになるだろうな。貴殿のような参謀様をこのような場所で死なせてしまうのは惜しいが・・・」「ならば、散るにしてもせいぜい意地汚く生き延びて見せましょう」「うむ。そうだな。刀折れ矢尽きるまで帝国軍人として誇りある振る舞いをしようではないか。これが人ならば降伏もあり得るが相手が人ではないならばだしな」「ですな」と、まあそんな会話をして最後の抵抗をしようと算段をしてるところに一人の通信兵が血相を変えてやってきた。
冥王星を離脱した艦隊は先行偵察として我々のガンビアベイたちが先行偵察を行うことになり本隊からりだつしたのである。先の戦いで敵の攻撃を受けていた船を救援しそこでシーマ中佐以下3名を救助することに成功し、彼女はガンビアベイの艦長となってもらうことになったわね。そして生き延びたタカツキ少尉とヒダカ軍曹、コシミズ准尉の3人も私たちの部隊に組み込まれたわね。私たちの方も先の戦闘というか部下たちが第三種戦傷となって後送されたからね。まあ、先のアルビオン隊の隊長だったバニング大尉と仲が良かったカチューシャとノンナも妊娠が発覚したので後送となったわ。人の生き死にが多い職場故に子供ができるのはある意味うれしいけれどね。という事でその補充としてタカツキ達がMSパイロットであったので促成だけど機材の慣熟訓練を行いつつですね。そして数日間みっちりと慣熟訓練を行った私たちは第二種戦闘配備として作戦待機所で待機してた。まあ、そこには飲料と軽食の自販機がありパイロットたちはそこで思い思いに待機してた。「ランだったな。あんた見たところかなりの修羅場を潜り抜けた歴戦の戦士とお見受けするがどうなのだ」とタカツキから尋ねられたので私は答える。「少尉。そうですね。元々は私は戦闘工兵としてカロンにある敵ハイブ爆破作戦などに従事しておりました。損害も大多数で作戦終了時には50人以上いた仲間が数名だけが生き延びたという有様というのをさんざん見てきました。で、とあることで上官を半殺しにして懲罰部隊に送られてそこでは工兵の仕事はなくATもなかったのでMS操縦徽章を持っていたのでMSパイロットとして、部隊を戦っておりました。実は宇宙空間戦闘は殆ど経験なく、前の部隊で急襲されたときに迎撃したのが最初でありました。ですが、艦隊は壊滅的な損害を受け母艦であった初代ガンビアベイも航行不可能となりその時に味方の艦隊に合流できたのでどうにか応急修理を受けて木星圏のドックでですね。まあ、結局修理不可能と判断され今乗ってるこの船は二代目となります」私の答えに彼らは言う。「そうか。すさまじいな。ならばお前だけは生き延びさせてやるからな」「そうっす。こんな美女を死なせたら寝覚めが悪いっす」「ですね。あ。自分はヒダカ伍長であります。タカツキ少尉のペアを組んでました。このような美女が入るのは個人的にはうれしいで
私の名前はミズモ・ラン。海洋連合軍に所属する准尉となるね。元は曹長まで出世していたけれど、上官反抗というか上官を半殺しにしたことで二等兵に格下げされた上で懲罰部隊に配属されたわ。懲罰部隊はでは荒くれ者で有名なAT乗り達の集まりだったわね。そのメンバー達も皆良い奴らだったよ。あたしが戦闘工兵で数々の激戦区を生き延び、ハイブ爆破などに従事したと私が言うと皆驚いていたわね。まあ、はっきり言えば戦闘工兵の装備品であるウォードレスというやつは硬式宇宙服に倍力装置を取り付けただけの代物だしね。で、武装は7,62mmカービン銃に各種爆薬類という装備だったわね。で、一番損害が多く墓場に一番近い部署ともいえる場所になるわね。そんな部署で生き延びたと言えば皆驚くのも無理ないわね。で、懲罰部隊である独立部隊で私はMSに乗れといわれた。そこでは火消しや威力偵察、強襲などあらゆる任務をこなしたわね。だけどその部隊も壊滅し、再び再編成され再び宇宙艦隊に配属されたわね。まあ、独立部隊というのは変わらないけれどね。そして、再びガンビアベイは新たに生まれ変わったわね。まあ、木星圏で新式エンジンと新規戦略兵器実験艦が運用終了し解体を待っていたところを隊長がスクラップとして引き取ったそうね。で、エンジンが死んでいた大型巡洋艦とそのエンジンと新型戦略兵器をつみこみ、MSが16機運用可能な強襲揚陸艦として生まれ変わったわね。なんでも戦略兵器として波動粒子爆縮砲となる戦略兵器もあるがエネルギーを食いすぎるとか動けなくなるという欠点があるため本当の決戦兵器という事らしい。一応恒星間航行可能な船でもあるが太陽系外までは母船に収容されていくということだそうだ。で、私の部隊は先行偵察を命じられたわね。あ、そうそう、アルビオンも同じく強襲揚陸艦として運用するそうね。まあ、あそこの艦長のヘンケン大佐という人物は色恋沙汰には疎いようだけどね。なんでも同部隊の女性パイロットに一途で何かとアプローチしてるそうだね。とまあ、そんな感じで私は出撃しサブフライトシステムに乗ってモビルスーツでの先行偵察に従事した。で、そこで敵のバグにやられている船を発見しそれを報告し、掩護せよとの命令を受けたので私たちは即座に戦いに参加することになった。ま、結果は救助は間に合わず襲撃を受けた部隊は壊滅的な損害を受けていたけ